「ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント」にご参加いただいた皆さまの作品をご紹介します。
※アンケートにてウェブ掲載可能とご回答いただいた方のみ掲載しています。掲載順はランダムです。ウェブ掲載用に投稿いただいたお写真だけでは全体像が分かりにくいものについては、「正面」のカットを追加して掲載しております。
「ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント」についてはこちら
スピーカー開発者より
今回のスピーカー自作イベントでは、参加者の皆様が非常に高い創造性と技術力を発揮してくださいました。各作品には、ユニット性能を最大限に活かした巧妙な設計や、音質へのこだわりが随所に見られ、個性豊かな音響体験を提供するものばかりです。特に、コンセプトを追求した設計や、美しい仕上げにまでこだわった作品が目立ち、見た目にも音にも楽しさが詰まったイベントとなりました。 皆様のスピーカーにかける情熱と、このイベントに参加して頂いた事に心から感謝申し上げます。
作品紹介
自作の友
正12面体BOXとホーン構造を有するSPスタンドを一体化する事により、一般的なSPシステムでは得られない”シャープな定位でホールに居るような音の広がりが有り且つ癖が無い低域増強”が実現出来ました。苦労した点は、「正5角形の切り出しには、精度を上げる為に治具を作成しました。」更には、「音道の変位箇所は円弧になる様にしたのは当然ですが、可也の厚みになる円弧を如何に作るかで腐心しました。」開発者コメント
正12面体の形状を作成するだけでも十分なことだと思いますが、ホーン構造を有するスピーカースタンドのアイデアは素晴らしいと思います。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
正12面体の形状を作成するだけでも十分なことだと思いますが、ホーン構造を有するスピーカースタンドのアイデアは素晴らしいと思います。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
SP-LAND
9cmフルレンジでのワイドレンジ&フラットレスポンスの限界を狙いました。低域は、約38Hzからレスポンスがあり、38Hz~25kHzまで概ね10dB幅に入っています。また、エンクロージャー内に設置したピラミディカルチューブによりトールボーイ型で発生する縦方向の定在波ピークを大幅に低減させることができ、定在波によるエコー感、強調感が軽減されました。開発者コメント
トールボーイタイプで定在波を抑える工夫は良いアイデアと思いました。また9cm の口径で38~25kHzという広帯域のレンジが実現できている設計は魅力的です。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
トールボーイタイプで定在波を抑える工夫は良いアイデアと思いました。また9cm の口径で38~25kHzという広帯域のレンジが実現できている設計は魅力的です。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
よっくん
石田式BHBS型で低域を拡大、高剛性なラウンド型エンクロージャーと磁気回路支持により不要な振動を抑えてクリアーな音質を実現。銘木、人工大理石を使用した美しいラウンド形状のエンクロージャーとしました。音道とダクト配置、磁気回路支持構造、ラウンド型エンクロージャーの3項目を実現することや隙間なく組み立てることに苦労しました。開発者コメント
側面のラウンド形状と木目のマッチ感が素晴らしい仕上がりだと思います。磁気回路の支持固定や大理石を使用することで箱鳴りのコントロールもしっかりされているように感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
側面のラウンド形状と木目のマッチ感が素晴らしい仕上がりだと思います。磁気回路の支持固定や大理石を使用することで箱鳴りのコントロールもしっかりされているように感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
BuhiBuhi
後面解放型の背面側の音対策には、音が隙間を通るさいに生じる回析現象を使いながら吸音材による音減少を効果的に行いました。主な技術
- 大谷石バッフルにて不要振動防止によるクリアな音
- 後面解放型による応答性の良い音
- 無垢材キャビネットによる雑味の無い音
- 内部吸音と大谷石ブロックにて前後音干渉低減
開発者コメント
後面開放型でありながら背面側の工夫と内部吸音の調整がしっかりとされているのが魅力的です。また大谷石は不要共振防止目的でありながらデザインの特徴になっているのが良い感じです。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
後面開放型でありながら背面側の工夫と内部吸音の調整がしっかりとされているのが魅力的です。また大谷石は不要共振防止目的でありながらデザインの特徴になっているのが良い感じです。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
どびん
本製作品であるRY-7(Resonale YAMAHA-Sette)のコンセプトは「豊かな低音の響き」です。RY-7はYAMAHA製9cmフルレンジユニットの性能を余すことなく引き出すため、14.7Lの大型エンクロージャ、Φ67×310mmのバスレフダクト、七角柱エンクロージャ、デッドマス構造を採用したシステムとしています。開発者コメント
9㎝の口径で低域の帯域をかなり欲張った設計思想ですが、ダクトパイプの径、容積も十分にとれているため、しっかりとした低域の再生を期待できる感じです。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
9㎝の口径で低域の帯域をかなり欲張った設計思想ですが、ダクトパイプの径、容積も十分にとれているため、しっかりとした低域の再生を期待できる感じです。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
わっしー
4×8バーチ合板(白樺)1枚を使って積層にすることで自由な曲面を造ることができ、内面も凸凹になり定在波を少なくできたと思います。 貴重なマホガニー材の綺麗な木目をバッフルに使うことで高級に見えたら幸いです。圧倒的なパーツ数と加工時間、左右対称の形にするのも苦労した点でしょうか。
開発者コメント
上面の曲げ形状はNS-700シリーズでも採用されており、設計に携わった者としては喜びを感じます。全体の仕上げもこだわりを感じられ素晴らしいです。またダブルバスレフの設計完成度も高い様に感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
上面の曲げ形状はNS-700シリーズでも採用されており、設計に携わった者としては喜びを感じます。全体の仕上げもこだわりを感じられ素晴らしいです。またダブルバスレフの設計完成度も高い様に感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
Dead Vibes
振動板以外から音を出さないため、6.5Kgの真鍮デッドマスをフローティングマウントして不要振動殺すことにより正確な音のスピーカーを目指しました。開発者コメント
真鍮のデットマスを使用することでキャビネットの箱なりの影響を受けにくくなることで、スピーカーユニットの本来実力が発揮でいることを期待しております。このサイズ感ではかなり重量があるので締まった低域も期待できそうです。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
真鍮のデットマスを使用することでキャビネットの箱なりの影響を受けにくくなることで、スピーカーユニットの本来実力が発揮でいることを期待しております。このサイズ感ではかなり重量があるので締まった低域も期待できそうです。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
うさとも
自分たちは工作経験に乏しいので塩ビ管を活用しました。塩ビ管には様々な太さがあり、太さの異なる管をつなぐ部品もあるので、バックロードホーンが容易に組み上げられます。音の良いホーン形状を決定してから、よりスムースな拡がり方を求めて、ホーンの一部を3Dプリンタで印刷しました。普段は音楽をイヤホンで聴いているので、スピーカーから出る音の良し悪しがわかるようになるまで時間がかかりました。開発者コメント
塩ビパイプと3Dプリンターで作成したホーン形状の組み合わせが絶妙な仕上りなっているように感じられます。見た目がユニークで出音にも期待感があります。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
塩ビパイプと3Dプリンターで作成したホーン形状の組み合わせが絶妙な仕上りなっているように感じられます。見た目がユニークで出音にも期待感があります。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
kato19
様々な楽器をモチーフにしたスピーカーです。複数種類の木材を組み合わせて響きの良さを狙いました。上部にホーン形状のバスレフ開口部があるのが特徴です。金管楽器やパーカッションの音が鮮やかで聴いていて楽しいスピーカーになりました。開発者コメント
見ためのインパクトは強いですが楽器をイメージして設計された作品に感じられます。フレア形状のバスレフポートなど設計思想にもこだわりがあり、楽器の音色をきれいに奏でそうなイメージを感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
見ためのインパクトは強いですが楽器をイメージして設計された作品に感じられます。フレア形状のバスレフポートなど設計思想にもこだわりがあり、楽器の音色をきれいに奏でそうなイメージを感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
SS
メカニカルマトリックスのブログ記事例です。多自由度バスレフ型の原理等です。
シミュレーション計算には下記リンクの"BASIC-code001J"を使用しました。
開発者コメント
1本のシステムでローエンドまでしっかり伸びているシステムは魅力的です。見た目はシンプルでありながらきれいに仕上がっているように感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
1本のシステムでローエンドまでしっかり伸びているシステムは魅力的です。見た目はシンプルでありながらきれいに仕上がっているように感じられます。(コメント:ベテランスピーカー設計者)
木彫スペシャル9 作者のハンドルネーム・kenbe
自然木を使用した特有の木目の美しさにより、聴く楽しみと観る楽しみも味わえる作品としました。サイズの超えたダイナミックな音を再生させるために、スピーカーユニットの能力を最大限引き出す工夫を盛り込んでいます。基本の板材は、集成材を使用していますので、湿気等による板の収縮の対策で研磨の後時間を置かずに塗装を実施しています。
開発者コメント
木目の美しさと高級家具のような仕上げが、音楽を聴く喜びと見る楽しさを同時に味わえる素晴らしい作品ですね。ユニットの性能を最大限に引き出す工夫や細部へのこだわりも見事です。(コメント:SPユニット設計担当者 )
木目の美しさと高級家具のような仕上げが、音楽を聴く喜びと見る楽しさを同時に味わえる素晴らしい作品ですね。ユニットの性能を最大限に引き出す工夫や細部へのこだわりも見事です。(コメント:SPユニット設計担当者 )
ひろし
SP再生には不思議な実在感があります。よく観察すると蓄音器全体が振動して音を発しています。これが不思議な実在感の理由ではないかと仮定して、「体積で音を発する」を再現するスピーカーを目指しました。キャビネットは軽くて振動しやすい厚紙製で、ほとんど質量増の無い「柿渋」で塗装しました。またキャビネット内の吸音材に薄紙性の「戸澤式レゾネータ」を採用。軽くて活きの良い音を再生するユニットに仕上げました。開発者コメント
体積で音を発するという独創的な発想が魅力的です。軽量な厚紙キャビネットと柿渋塗装の工夫が、音質に新しい可能性を与えていますね。「戸澤式レゾネータ」採用の音の活きへの貢献と、さらなる仕上がりが楽しみです。(コメント:SPユニット設計担当者 )
体積で音を発するという独創的な発想が魅力的です。軽量な厚紙キャビネットと柿渋塗装の工夫が、音質に新しい可能性を与えていますね。「戸澤式レゾネータ」採用の音の活きへの貢献と、さらなる仕上がりが楽しみです。(コメント:SPユニット設計担当者 )
KAZ
YAMAHA カラー(パリオリンピックカラー)のコントラストの効いた、アクリルスピーカー。特殊の内部構造と木材とのハイブリットにて自然な音作りを狙いながらボーカルなど気持ちよく前にでるスピーカーができたように思います。開発者コメント
アクリルと木材のハイブリッド構造が非常にユニークで、ボーカルが前に出る音作りの工夫が素晴らしいですね。アクリルとメイプルのコントラストも美しく、見た目も音も楽しめる作品に仕上がっていると思います。(コメント:SPユニット設計担当者 )
アクリルと木材のハイブリッド構造が非常にユニークで、ボーカルが前に出る音作りの工夫が素晴らしいですね。アクリルとメイプルのコントラストも美しく、見た目も音も楽しめる作品に仕上がっていると思います。(コメント:SPユニット設計担当者 )
アルテミス
パトリース・ラッシェン、シェリル・リンなど、70年代後半から80年代前半のR&B、ソウルの女性ボーカルを気持ちよく聴かせる、というテーマで自作しました。ボーカルの声質や、演奏の熱気が伝わる音質に仕上がったと思います。開発者コメント
70年代後半から80年代のR&Bやソウルの女性ボーカルをテーマにした音作り、素晴らしいですね。ボーカルの声質や演奏の熱気をしっかりと再現できているとのことで、情熱が伝わる仕上がりだと思います。(コメント:SPユニット設計担当者 )
70年代後半から80年代のR&Bやソウルの女性ボーカルをテーマにした音作り、素晴らしいですね。ボーカルの声質や演奏の熱気をしっかりと再現できているとのことで、情熱が伝わる仕上がりだと思います。(コメント:SPユニット設計担当者 )
あっかーまん
小口径フルレンジ1発なら長岡先生のスワンに代表される鳥形バックロードホーン(BH)が自分の好みです。2021年のSTEREO誌に投稿した、スワンを参考にして3分割構造のBHを作ったら独特なデザインになったので、今回もこの路線で設計・製作しました。ホーンロードの折りたたみ方や広がり方が外から見えるBHです。開発者コメント
長岡先生のスワンを参考にした鳥形バックロードホーンのデザインに、独自のホーンロードの構造が見える工夫や、木の質感を活かした仕上げが素晴らしいです。鳥形バックロードホーンの更なる発展に期待を感じます。(コメント:SPユニット設計担当者 )
長岡先生のスワンを参考にした鳥形バックロードホーンのデザインに、独自のホーンロードの構造が見える工夫や、木の質感を活かした仕上げが素晴らしいです。鳥形バックロードホーンの更なる発展に期待を感じます。(コメント:SPユニット設計担当者 )
タニヒロ
後面解放のバッフル型スピーカーを製作する上でバッフルをスピーカーユニットの振動板に追従させることで効果を期待するには、スピーカーユニットが16センチ以上は必要と思っていた。9センチのフルレンジでその効果を引き出す工夫を試行錯誤でいろいろトライし、バッフルのユニットの前面側に開ける穴のサイズを3センチ程度の最小限にすることで効果があることが分かり、ユニットの素晴らしさも確認できた。開発者コメント
9センチのフルレンジで後面解放バッフルの効果を引き出す工夫、素晴らしいです。試行錯誤を通じて最適な穴のサイズを見つけた点や、軽量素材の活用がユニットの性能を最大限に活かしていると感じます。(コメント:SPユニット設計担当者)
9センチのフルレンジで後面解放バッフルの効果を引き出す工夫、素晴らしいです。試行錯誤を通じて最適な穴のサイズを見つけた点や、軽量素材の活用がユニットの性能を最大限に活かしていると感じます。(コメント:SPユニット設計担当者)
CAMEO
テーマは、グレン・グールドがYAMAHA CFフルコンサートグランドピアノを弾いた「ゴールドベルク変奏曲」をYAMAHA U1Mアップライトピアノから発声させて聴けるシステムです。家族にオーディオシステムを置く事が許されない環境に、もしそこにピアノ有るならそこから音楽を聴く事ができます。(小さなBluetoothデジタルアンプをピアノ上部に置けば場所を取らずに何でも聴けます。)- ピアノをエンクロージャーとする事で、ピアノの響板の響きを加味。
- ユニットは上向きですが、天屋根をリフレクターとして指向性、音場を変えられる。
- 5つのポートはL・Rミックスの音を敢えて出すように。(ピアノを演奏する時はその音を逃がして良く聴こえるように。)
- ピアノの下前板を外すと更に開放感ある響きが得られます。
- ピアノのアクション機構の動きを一切妨げない。
- 調律師さんの労力を最小限に、道具は無しで簡単に取り外し、再設置可能。
開発者コメント
とにかくコンセプトが素晴らしく、まさに我が家のピアノに装着したい作品です。響板や弦が音にどう作用するかも興味あります。今回は会場の関係で選出はできませんでしたが、是非とも音を聴いてみたい一品です。(コメント:振動板開発担当者)
とにかくコンセプトが素晴らしく、まさに我が家のピアノに装着したい作品です。響板や弦が音にどう作用するかも興味あります。今回は会場の関係で選出はできませんでしたが、是非とも音を聴いてみたい一品です。(コメント:振動板開発担当者)
jh1kqm
鳥形バックロードホーンを採用し、ワイドレンジ化を図り、板材としては桐を用い和楽器を意識し、共鳴を活用しました。ヘッド部分は通常の鳥形バッツクロードホーンのものより容量の大きなヘッドを用い、このユニットの中高音の良さを最大限生かしました。中心部に鉛を入れ重心の安定を図り、ヘッド上部に重しを乗せ、大音量時における共鳴音の量を調整できるようにしてあります。開発者コメント
和楽器を意識した桐材の使用や、共鳴を活用したデザインに深い工夫が感じられます。鳥形バックロードホーンでワイドレンジ化を図り、重心調整や共鳴音の調整も見事です。全体的に音楽的な魅力が溢れる素晴らしい作品ですね。(コメント:SPユニット設計担当者 )
和楽器を意識した桐材の使用や、共鳴を活用したデザインに深い工夫が感じられます。鳥形バックロードホーンでワイドレンジ化を図り、重心調整や共鳴音の調整も見事です。全体的に音楽的な魅力が溢れる素晴らしい作品ですね。(コメント:SPユニット設計担当者 )
ナムサン
目指したのは市販スピーカーの廉価版などではなく、豪快な鳴りっぷりと繊細な女性ボーカルの両立です。勢いを残した範囲での共鳴管の癖を無くのが難しく苦労しました。開発者コメント
豪快な鳴りっぷりと繊細な女性ボーカルの両立を目指した工夫が素晴らしいですね。共鳴管やバスレフの設計で重低音の躍動感を引き出しつつ、女性ボーカルの美しさも両立できている点に魅力を感じます。(コメント:SPユニット設計担当者 )
豪快な鳴りっぷりと繊細な女性ボーカルの両立を目指した工夫が素晴らしいですね。共鳴管やバスレフの設計で重低音の躍動感を引き出しつつ、女性ボーカルの美しさも両立できている点に魅力を感じます。(コメント:SPユニット設計担当者 )
大沢博多
今回ヤマハさん主催なので塗装はギターやドラムみたいなサンバースト塗装を真似ています箱の形式は人気の無いスリットバスレフで4面下向きで壁床反射を利用し低音域の響を改善します 反射板を介しライブ感、臨場感の改善を意図しています ユニットの取り付けは正面の4本ネジを使用せず背面板から長ねじで引っ張って固定します フレームを補強しポールピースを固定するので音もクリアになります。
開発者コメント
サンバースト塗装のアイデアがとてもユニークですね。スリットバスレフ方式で低音を改善し、臨場感を追求した工夫が素晴らしいです。ユニットの取り付け方法、これまでの製作のご経験が音質向上に活かされている点に感銘を受けました。 (コメント:SPユニット設計担当者 )
サンバースト塗装のアイデアがとてもユニークですね。スリットバスレフ方式で低音を改善し、臨場感を追求した工夫が素晴らしいです。ユニットの取り付け方法、これまでの製作のご経験が音質向上に活かされている点に感銘を受けました。 (コメント:SPユニット設計担当者 )
ZUKU
日常的に愛用できるようにしたいと考えました。正面から見て黄金比の寸法で、ラジアタパイン集成材は木目が綺麗なため
クリアニス仕上げにしました。
正面にはジャージネットを装着してユニットを保護しました。
調整がやり易いように後部をボルト着脱にして、ダクトもフランジ差替え容易です。
しかし音のチューニングは感覚的で不慣れなため試行錯誤して行いました。
開発者コメント
美しい黄金比のデザインに、クリアニス仕上げが映えますね。先を見据えての調整のしやすさを考慮した点が素晴らしいです。ユニット保護の工夫も安心感があります。試行錯誤されながらも、自作の楽しさを感じられる作品で、開発者として大変嬉しく思います。(コメント:SPユニット設計担当者 )
美しい黄金比のデザインに、クリアニス仕上げが映えますね。先を見据えての調整のしやすさを考慮した点が素晴らしいです。ユニット保護の工夫も安心感があります。試行錯誤されながらも、自作の楽しさを感じられる作品で、開発者として大変嬉しく思います。(コメント:SPユニット設計担当者 )
TIKITIKI
自作経験2年で10セットしかなく、スピーカーエンクロージャーの設計、バスレフダクトの決定方法など理論的知識は皆無で多少雑誌やネットで調べましたが難しかったです。6cmフルレンジで小さな箱とバスレフダクトでの経験があったのでそれを大きくするようにしました。
小型サイズで密閉式のように中高音と女性ボーカルの定位がよく低音の確保されたものができました。
開発者コメント
檜材は見た目も美しいですが、独特の柔らかい音色を持ちます。構成がシンプルなだけに、スピーカーユニットの個性とエンクロージャーの材料の個性を存分に楽しめる、味わい深い作品ですね。(コメント:低音の魔術師)
檜材は見た目も美しいですが、独特の柔らかい音色を持ちます。構成がシンプルなだけに、スピーカーユニットの個性とエンクロージャーの材料の個性を存分に楽しめる、味わい深い作品ですね。(コメント:低音の魔術師)
音吉親父
久し振りのスピーカー工作、楽しませていただきました、とう作品は純粋に音楽を楽しむために、試聴ポイントを限定しない無指向性型を使用しました。苦労した点ですが部品集めでしょうか、後は共鳴室開口部のカットです。開発者コメント
可動式の球体ディフューザーとは、とても面白いアイデアですね!仕上げも非常に綺麗ですし、方式は変形ダブルバスレフとのこと。斬新さだけでなく、経験に裏打ちされた作り込みが垣間見えます。(コメント:低音の魔術師)
可動式の球体ディフューザーとは、とても面白いアイデアですね!仕上げも非常に綺麗ですし、方式は変形ダブルバスレフとのこと。斬新さだけでなく、経験に裏打ちされた作り込みが垣間見えます。(コメント:低音の魔術師)
都会のベランダ工房
箱は小さめながら重量は4kgと重量感のある作りと見た目も透明感があります。歯切れ良い低音と一音一音がリアリティある心地よい音です。
開発者コメント
一見シンプルに見えますが、不要な振動やノイズを抑制するためのこだわりが詰まっています。ツボを押さえた、素性の良いスピーカーであること間違い無しですね。(コメント:低音の魔術師)
一見シンプルに見えますが、不要な振動やノイズを抑制するためのこだわりが詰まっています。ツボを押さえた、素性の良いスピーカーであること間違い無しですね。(コメント:低音の魔術師)
Matt
他の人とできるだけ違った自分だけのオリジナリティーを追及しています。今回の応募作品以外にも色々アイデアを考え中で、寝る前に音楽を聴きながら構想を練るのが日課になっています。そうすると寝つきが良いので、、、、
開発者コメント
「凄い」の一言です。不要な振動を抑制するためのユニットのマウントや、バッフル回折を防ぐための半休形状など、理論的に良いことを押さえながらも、個性輝く作品に仕上がっているところが素晴らしいです。(コメント:低音の魔術師)
「凄い」の一言です。不要な振動を抑制するためのユニットのマウントや、バッフル回折を防ぐための半休形状など、理論的に良いことを押さえながらも、個性輝く作品に仕上がっているところが素晴らしいです。(コメント:低音の魔術師)
S_SWAN
素性が良いユニットであるため、あえてバックロードとして、開放的にレンジを広く鳴らすことを考えました。塗装は車のようなウレタン白の吹き付け塗装とし、サブバッフルのポリカーボネイトの黒と対照的になるように設計しました。苦労した点として。バックロードを作るにあたって、160サイズの制限は地味に厳しかったです。ですが、空気室こそありませんが、広がり率をしっかりと持たせたCW型のバックロードとなっています。開発者コメント
サブバッフルに樹脂材を採用したり、仕上げにもこだわりながら、梱包サイズギリギリで、しっかり開口をとったBHを設計していただきました。写真を拝見するだけで、レンジ感ある豊かな低域が想像できます。(コメント:低音の魔術師)
サブバッフルに樹脂材を採用したり、仕上げにもこだわりながら、梱包サイズギリギリで、しっかり開口をとったBHを設計していただきました。写真を拝見するだけで、レンジ感ある豊かな低域が想像できます。(コメント:低音の魔術師)
Light 1196 (One ninetheen six)
4Lの小さな外形で重さが1196gしかないこのスピーカーは、フロア型を彷彿させる雄大な音が出せるにもかかわらず、カッターと瞬間接着剤で作ることができます。(機会があればMJ誌に発表いたしますので、ぜひ自作に挑んでみてください。)開発者コメント
”特性”と”作りやすさ”を非常に高いレベルで両立した作品です。特に木工は危険を伴い、初心者にはハードルが高いですが、このアルミ複合板のようなご提案は、スピーカーリスニング・スピーカークラフトのすそ野を広げる一助となりえるのではないでしょうか。(コメント:低音の魔術師)
”特性”と”作りやすさ”を非常に高いレベルで両立した作品です。特に木工は危険を伴い、初心者にはハードルが高いですが、このアルミ複合板のようなご提案は、スピーカーリスニング・スピーカークラフトのすそ野を広げる一助となりえるのではないでしょうか。(コメント:低音の魔術師)
アールefu
スピーカクラフトでバックロードホーン(BH)を作り始めて、もう45年になりました。BHの優れた点は沢山あるのですが、音は未だに誤解されやすく、サイズが大型になり癖のある音というイメージもあります。それを長年の研究で様々な対策と新構造で、高音質化、小型化を実践しました。ユニットのマウントには苦労しましたが、この音ならBH嫌いな方にも素晴らしさが解ってもらえるのではないかと思っています。開発者コメント
小型で広い周波数レンジを実現しつつ、内部形状の工夫で定在波等の対策にも余念がないようですね。そういった調整は、計算や測定だけで分からない部分も多いところです。発想とノウハウが光る一品だと思います。(コメント:低音の魔術師)
小型で広い周波数レンジを実現しつつ、内部形状の工夫で定在波等の対策にも余念がないようですね。そういった調整は、計算や測定だけで分からない部分も多いところです。発想とノウハウが光る一品だと思います。(コメント:低音の魔術師)
Mikion
最も苦労したところは重量の制限を守るところでした。梱包重量の25kg制限を守るためにキャビネット外側のラワン合板の厚みを抑えたり底板を省いたりした結果、最終の梱包重量はジャスト25kgに収まってホッとした次第です。開発者コメント
筐体での空気の動きに着目した設計は、良質な低域再生のための本質を突いています。空気の流れのような入力に対して非線形な現象によって、大入力時に低域がしぼんでしまうような事例が非常に多いのが実状ですが、そういったところまで考慮されているのは流石です。(コメント:低音の魔術師)
筐体での空気の動きに着目した設計は、良質な低域再生のための本質を突いています。空気の流れのような入力に対して非線形な現象によって、大入力時に低域がしぼんでしまうような事例が非常に多いのが実状ですが、そういったところまで考慮されているのは流石です。(コメント:低音の魔術師)
なないち
中音域がきれいなスピーカーユニットであり、寝室におけるピアノのような小型スピーカーを目指しました。製作自体は自然なサウンドを目指して台形構造とし、また開口部から程よい低音が出るよう調節しています。
台形構造では組立や開口部は実際に聞きながら時間をかけて作り直して調整を繰り返し、納得のいく形になったと思っています。塗装についてもピアノらしく黒で塗装しました。
開発者コメント
低域を欲張らずに後面開放で、素直な出音が想像できるスピーカーです。エンクロージャー形状による定在波対策やユニットの固定方法の工夫もあり、クセが少ないスピーカーに仕上がっていて、とてもコンセプトが明確な事例ですね。(コメント:低音の魔術師)
低域を欲張らずに後面開放で、素直な出音が想像できるスピーカーです。エンクロージャー形状による定在波対策やユニットの固定方法の工夫もあり、クセが少ないスピーカーに仕上がっていて、とてもコンセプトが明確な事例ですね。(コメント:低音の魔術師)
サウンドパンダ
音道の幅をどうするかかなり悩みましたが、長さ60cmで折り返し4回にすることにより、その部分で3メートルの音道を確保しました。 10mm 20mm 30mm 40mm 50mm と折り返し毎に音道を太くしております。下部に約31センチのホーンが接続され、合計3.3メートルの音道となります。
開発者コメント
40Hz以下まで低域が伸び、高域も補正を加えて整えており、このユニットを最大限に使い切っていただきました。非常に手間がかかったと思いますが、空気室からの滑らかなロードを実現したことで、ユニットの素性の良さを引き出し、製品に負けないくらいの満足度の高い出音になっているものと想像します。(コメント:低音の魔術師)
40Hz以下まで低域が伸び、高域も補正を加えて整えており、このユニットを最大限に使い切っていただきました。非常に手間がかかったと思いますが、空気室からの滑らかなロードを実現したことで、ユニットの素性の良さを引き出し、製品に負けないくらいの満足度の高い出音になっているものと想像します。(コメント:低音の魔術師)
デッドマス搭載ユニットと、ユニットの振動を遮断する構造のスピーカーボックス
今までスピーカーユニットにデッドマスを取り付けてきたのは接着がほとんどでした。今回初めてプレートとマグネットに爪で引っ掛けてデッドマスに取り付ける方法を取りました、アルミ材を自分でカットしたため、精度が悪く、一個一個現物合わせで、調整しながらの作業に加え、予期しないトラブルも発生し、苦労の連続でした。しかし、完成したシステムの音を聞いた時、今までの苦労が吹っ飛びました。開発者コメント
デッドマスや振動の絶縁によって、ユニットが持つ音を、ありのまま楽しめる作品です。全帯域に渡って、音の輪郭がしっかり見えるような、聴いていて楽しい仕上がりになっていることが想像できてしまいますね。再生機器による違いも分かりやすいでしょうし、楽しみ方が多そうです。(コメント:低音の魔術師)
デッドマスや振動の絶縁によって、ユニットが持つ音を、ありのまま楽しめる作品です。全帯域に渡って、音の輪郭がしっかり見えるような、聴いていて楽しい仕上がりになっていることが想像できてしまいますね。再生機器による違いも分かりやすいでしょうし、楽しみ方が多そうです。(コメント:低音の魔術師)
JAZZ好き、ベース奏者 巌(いわお)さん
音創りは人それぞれ。同じユニットを使っても設計、素材選び、調整により、鳴り響く音は違い、その音に酔いしれたり、聴き込んだり、ときにはクリエイトな領域に導いてくれる。素敵な音楽は素敵なオーディオで聴いてほしいと願う。開発者コメント
とてもオーソドックスな設計ながらも、楽器にも使われる「スプルース」や「桐」を組み合わせたキャビネットが興味深いです。優しく深みのある音を想像(妄想?)しているところです。(コメント:低音の魔術師)
とてもオーソドックスな設計ながらも、楽器にも使われる「スプルース」や「桐」を組み合わせたキャビネットが興味深いです。優しく深みのある音を想像(妄想?)しているところです。(コメント:低音の魔術師)
Na
スピーカーを一枚板でオカヤ式で作成し音の良さを狙う。本からの知識で人間の祖先は700万年前に樹上生活をしていて元気に暮らしていた。その場の素晴らしいエネルギーをSPボックスに導入しようと言うのが私の狙い。開発者コメント
実は恥ずかしながら「オカヤ式」を初めてお聞きしました。木材の上下や表裏を元の木が生えていた時と同じような配置で使う方式なのですね。音の変化がどのように現れるのか興味津々です。(コメント:音響スペシャリスト)
実は恥ずかしながら「オカヤ式」を初めてお聞きしました。木材の上下や表裏を元の木が生えていた時と同じような配置で使う方式なのですね。音の変化がどのように現れるのか興味津々です。(コメント:音響スペシャリスト)
本人:HIROSHI スピーカー:ferric cuboid
高剛性、高質量の鋼板で作ったエンクロージャーにスピーカーユニットを強固に結合することでユニットの磁気回路やフレームの振動を抑えて振動板が正確に動く環境を作り、加えて音圧によるエンクロージャーの振動も抑えて振動板のみから音が出る状態として、このスピーカーユニットの魅力を目一杯引き出すことを狙いました。また鉄という素材の魅力・迫力のアピールを狙い、地肌をそのまま見せる仕上げを試みました。
開発者コメント
振動板以外の振動を徹底的に抑え込もうとする素材選びと構成方法が、とても徹底していてひじょうに興味深いです。地肌を見せる仕上げにも潔さを感じます。(コメント:音響スペシャリスト)
振動板以外の振動を徹底的に抑え込もうとする素材選びと構成方法が、とても徹底していてひじょうに興味深いです。地肌を見せる仕上げにも潔さを感じます。(コメント:音響スペシャリスト)
Kiyo
点音源のメリットを最大限に活かせるよう極小のバッフル面積としています。そうするとキャビネットの奥行が長くなりますが設置場所の自由度を高める為に、キャビネットが配線を引き回すことなく360°回転可能な構造として上方向にすると無指向性のスピーカーになるなど多彩な音場と見た目の変化を楽しめます。
木材のカット以外は金属加工も含めほとんどの工程を自作旋盤で加工しています。
開発者コメント
見た目がどんぐりみたいで、とにかくかわいいですね。回転させることで、その時の音楽との向き合い方に寄り添ってくれる構成もとても魅力的です。(コメント:音響スペシャリスト)
見た目がどんぐりみたいで、とにかくかわいいですね。回転させることで、その時の音楽との向き合い方に寄り添ってくれる構成もとても魅力的です。(コメント:音響スペシャリスト)
幻魚白蝦蛍烏賊
柔らかい材料を使って3Dプリンターで造形したスピーカーシステムです.柔らかい材料を使うことで、高音域の付帯音を防ぐと同時に、低音再生領域の拡張を狙っています.柔らかさを追求するために、発泡性のとても軽い材料を使っているため、スピーカーユニットから発生する振動を受け止めることが出来ません.その対策として、スピーカーユニットの背面に重りをつけています.片チャンネルあたり1.5kgです.開発者コメント
キャビネット放射音を抑えるための手段が、"通常の方法"とは全く逆のアプローチで驚きました。バスレフのチューニングには苦労がありそうですが、今後の展開にも期待感のある構成です。(コメント:音響スペシャリスト)
キャビネット放射音を抑えるための手段が、"通常の方法"とは全く逆のアプローチで驚きました。バスレフのチューニングには苦労がありそうですが、今後の展開にも期待感のある構成です。(コメント:音響スペシャリスト)
wakuwaku
以前製作したtanbandユニットを使ったダブルバスレフがとてもよかったので、同じ設計の箱にヤマハユニットを入れて比較したかった。試聴するとどうもf特バランスが取れていないようです。それでシミュレーションしながらポートを調整して2つ目を製作しました。多少改善したようですがどうも今一です。ダブルバスレフの難しさがよくわかりました。現在は測定系を準備して3つ目にトライしようと思っています。開発者コメント
材料はラワンベニアとのことですが、仕上げがとても綺麗ですね。既存のキャビネットでの試聴を起点としながら、今回のユニットの特徴にあわせて仕様を探求する姿勢に敬意を表します。(コメント:音響スペシャリスト)
材料はラワンベニアとのことですが、仕上げがとても綺麗ですね。既存のキャビネットでの試聴を起点としながら、今回のユニットの特徴にあわせて仕様を探求する姿勢に敬意を表します。(コメント:音響スペシャリスト)
迷える子ブタ
内部にホースを2本使用したバックロードホース型になります。オリジナリティーを出しつつ、数年ぶりのスピーカー作成ということで設計、素材選び、仕上げと何度も複数のホームセンターを迷走しながら期限ギリギリまで作成してました。特に木材選定が苦労して、片道4キロ離れたお店から炎天下の中フラフラしながら自転車で木材を運びました。何とか仕上がってホッとしてます。ホースと共によい音であらんことを。
開発者コメント
とてもユニークな構成ですね。箱が外箱と中箱の二重になっているとのことで、二つの箱を繋ぐホースも含めて、特性を調整する要素がたくさんあって、苦労も多かったともいますが、出音の満足度はいかがでしたでしょうか?(コメント:音響スペシャリスト)
とてもユニークな構成ですね。箱が外箱と中箱の二重になっているとのことで、二つの箱を繋ぐホースも含めて、特性を調整する要素がたくさんあって、苦労も多かったともいますが、出音の満足度はいかがでしたでしょうか?(コメント:音響スペシャリスト)
福島のN
アピールポイントは味変ならぬ「音変」です。3種類の長さのダクトを2本づつ。全部閉じれば密閉箱になります。このユニットはそれでも良いくらいですがダクトを開放すると全く違う奥深い音になります。どのダクトを開放するか?欲張って全部開放すると締まりのない音になります。開放するダクトの数と組み合わせを楽しめます。私の部屋では添付した写真のように上から1、2、1の組み合わせで開放すると良いようです。開発者コメント
「音変」のためにダクトを開閉する仕組み、面白いアイデアですね。塞ぐ方法にもひと工夫あったとのこと。どんな変化が味わえるのか、興味津々です。(コメント:音響スペシャリスト)
「音変」のためにダクトを開閉する仕組み、面白いアイデアですね。塞ぐ方法にもひと工夫あったとのこと。どんな変化が味わえるのか、興味津々です。(コメント:音響スペシャリスト)
MUKU
- 本作エンクロージャーは、スタカード共鳴管構造である。共鳴管開口孔は、正面側に配置。音道Aは、0.96m、音道Bは、0.56mである。材は、無垢桧材。外装塗装は、オイルフィニッシュである。
- サブフロントバッフルは、岩絵の具(岩紫白)を用いて、淡くヤマハバイオレット色に染め上げた。
- エンクロージャーの角部8辺は、トリマー加工によりR面を造作し、バッフル効果の低減を図り、デザイン性向上を図った。
開発者コメント
バッフルのヤマハバイオレット色、ありがとうございます!桧材の表情も優しい感じですね。そして、なんといっても迷路状の2本の共鳴管が目を惹きます。出音にどんな効果をもたらしたのか興味津々です。(コメント:音響スペシャリスト)
バッフルのヤマハバイオレット色、ありがとうございます!桧材の表情も優しい感じですね。そして、なんといっても迷路状の2本の共鳴管が目を惹きます。出音にどんな効果をもたらしたのか興味津々です。(コメント:音響スペシャリスト)
振動の支点を明確にすると音質は格段に良くなる
サランネットの張り方にいつも苦労していましたが、今回は、段ポールにサランネットの枠より少し大きめに裁断したネットをテンションをかけながらホッチキスでとめ、枠の前面と外側にゴム系接着剤(ボンドG17)を塗り、段ボールにとめたネットの中心に押し付け、前面を張り付けます。次に、ホチキスを外しながら外側を張り付け、最後に不要部分をカットしました。開発者コメント
外観はごくフツーのスピーカーながら(失礼!)、ユニットの振動をキャビネットに伝えないための "見えない工夫" に奥ゆかしさを感じます。音にも良い効果があったのだろうと思いますが、いかがでしょうか?(コメント:音響スペシャリスト)
外観はごくフツーのスピーカーながら(失礼!)、ユニットの振動をキャビネットに伝えないための "見えない工夫" に奥ゆかしさを感じます。音にも良い効果があったのだろうと思いますが、いかがでしょうか?(コメント:音響スペシャリスト)
Topic
ヤマハトリオ試聴会参加者の方から、独自に開催された試聴会についてレポートいただきました。
スピーカーイベント参加者3名で製作した作品の鳴き合せ会を実施しました。設計思想や重み付けが違い、3機種で分解能、響き、低音・高音のバランスが異なる個性的な鳴り方で違いが楽しめました。YouTube動画はこちらです。