ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント

ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント 参加者募集中

ヤマハ独自の振動系素材テクノロジーを使った9cmフルレンジスピーカーユニット(以下、ヤマハ製フルレンジスピーカーユニット)で、スピーカーを自作してみませんか?このユニットは、新開発素材の振動板とサラウンド(エッジ)によるプロトタイプで、サイズを超えた低域表現とダイナミックレンジを特長としています。
完成した自作スピーカーの試聴イベントも開催予定です。ふるってご応募ください。

主催:ヤマハ株式会社
共催:株式会社ヤマハミュージックジャパン
協力:MJ 無線と実験(株式会社誠文堂新光社)

■内容

スピーカーを自作していただく方は、ご応募の中から選出します。選出された方にヤマハ製フルレンジスピーカーユニットをご提供します。
・自作スピーカーの中から、試聴イベントに出品するスピーカーを選出します。
・試聴イベントに出品するスピーカーは、ヤマハの無響室で音響特性を測定し、製作された方に結果をお知らせします。

ヤマハ製フルレンジユニットの仕様書はこちら
※ヤマハ製フルレンジスピーカーユニットは非売品です。 

■参加費用

20,000円(税込)
※スピーカーを自作していただく方のみ必要です。

■応募資格

以下を満たす方がご応募いただけます。
・ヤマハ製フルレンジスピーカーユニットを使って、スピーカーを自作できる方
・2024年10月中旬に開催予定の試聴イベントに自作スピーカーを出品(事前送付) できる方

■製作条件

応募時に「作りたいスピーカーシステム」についての構想を記入いただきます。製作時には以下の点にご留意ください。
・ヤマハ製フルレンジスピーカーユニット(9cm)を左右チャンネルに1本ずつ使用すること
・スピーカーユニットは提供品のみを使用し、他のユニットと組み合わせないこと
・ウーファーやツイーターなど、他のユニットの追加はしないこと

■応募期間

2024年3月8日(金)9:00~5月24日(金)23:59

■選出と結果発表

・スピーカーを自作していただく方について
応募時に記入いただいた内容を参考に選出します。結果はご応募いただいた皆さまに、2024年6月中旬にメールでご連絡します。

・試聴イベントに出品するスピーカーについて
スピーカーの情報(写真、コンセプト、構成、特徴など)を参考に選出します。結果は選出された作品を製作された方のみに、2024年9月中旬にメールでご連絡します。

■参考情報

ヤマハ製フルレンジスピーカーユニット関連情報

「MJ無線と実験 2024年 春号」や「MJ オーディオフェスティバル2024」で、関連記事や実機をご覧いただけます。

「MJ無線と実験 2024年 春号」(3月8日発売)」
ヤマハ製フルレンジスピーカーユニットを使ったスピーカーの製作報告が「MJテクニカルレポート」として掲載されています。

「MJ オーディオフェスティバル2024」
2024年5月12日(日)に開催される「MJオーディオフェスティバル2024(誠文堂新光社主催/損保会館)」で、ヤマハ製フルレンジスピーカーユニットと試作スピーカーを展示します。
※詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

・試聴イベント概要

開催日 2024年10月中旬
会場

損保会館  (東京都千代田区神田淡路町9-9)

内容

オーディオクラフト系ライターの小澤隆久氏と「MJ無線と実験」編集部の皆さまをお招きします。技術とアイデアの詰まった、さまざまなスピーカーの個性を堪能できるイベントです。
「MJラボラトリー」(誠文堂新光社主催)の会場で行います。
※開催日程・場所は変更になることがあります。 

■全体スケジュール

スピーカーを自作していただく方について
2024年3月8日(金) 応募受付開始
2024年5月24日(金) 応募受付終了
2024年6月中旬 選出された旨とお支払い方法についてメールでご連絡
2024年6月下旬 参加費お支払い期限
*お支払いを確認後に、スピーカーユニットを送付
試聴イベントに出品するスピーカーについて
2024年9月上旬 自作スピーカーの情報をメールで提出
2024年9月中旬 選出された旨をメールでご連絡
2024年9月中旬 試聴イベントに出品する自作スピーカーをヤマハ(浜松)に送付
2024年10月中旬 「試聴イベント」開催
2024年未定

出品した自作スピーカーをご返却(郵送)

 

スケジュール

■開発者からのメッセージ

 私は電子楽器の音響部品を担当する設計者です。始まりは「フラッグシップ電子ピアノに相応しい、究極のスピーカーユニットが欲しい」という要求でした。主な要求性能は、小口径・高能率・広帯域・高耐入力・低歪、しかもかけられるコストに限りがあるという無茶ぶりです。真っ先に相談した社内のユニット専門部署からは「非現実的で難しい……」との反応でした。これらを実現できる素材が無かったためです。
 「素材が無いなら作ればいい―――」。電子楽器開発セクションと研究開発セクションによるタスクフォースが立ち上がりました。楽器、ユニット、振動板素材、エッジ素材の専門家が力を合わせ、従来技術にはない素材と製法を駆使することで、2年をかけてようやく理想のユニットが出来上がりました。このユニットがフラッグシップ電子ピアノ設計部門の高い評価を得られたのは勿論のことですが、私は、HiFi用のユニットとしても とてつもない可能性を持っているのではないか!と気づいたのです。そして沸き上がってきたのは「この感動を一刻も早くお客様に届けたい」という想いでした。
 私たちは、完成品としてのスピーカーにはこだわらずに、このユニットをお客様にどのように届けるべきか検討を始めました。そして「スピーカーを自作される方たちなら、このユニットの良さを理解してその価値をさらに引き出してくださるのではないか」という仮説の下、「MJ無線と実験」編集部の方々やオーディオライターの小澤隆久氏の協力をいただき、このユニットを用いた自作イベントを開催することができることとなりました。
 本イベントの趣旨に共感いただき、可能性探索へともに取り組んでいただける、たくさんの方の参加をお待ちしております。

■応募方法

●ヤマハミュージックメンバーズの会員登録がお済みでない方は、「会員登録のご案内」をご参照のうえ、会員登録のお手続きをされた後に、下記の「応募する」ボタンから応募ください。

●ヤマハミュージックメンバーズの会員の方は、下記の「応募する」ボタンから応募ください。

注意事項

指定以外の方法でのお申し込みや、入力漏れ、入力誤り等、判別不能の場合はお申し込みが無効になりますのでご注意ください。

個人情報の取り扱い

お客様の個人情報は、ご登録いただいたヤマハミュージックメンバーズのプライバシーポリシーの定めのほか、本件の事務運営のために利用します。

知的財産権の取り扱い

・本イベントの結果に基づき、ヤマハが独自に発明・考案・創作等を行ったとしても、また、これらの結果に基づき、それらをヤマハが独自に商品化したり、サービスとして第三者に提供したりする等したとしても、お客さまは何ら主張や異議を唱えることがないことをご確認ください。
・お客さまが創作した著作物または実演については、当然お客さまが原著作者または実演家となる権利物です。当該権利物が本イベントの結果に含まれ、ヤマハに対しその使用を許諾いただきますようお願いします。
・お客さまは、製作されたスピーカーのデザイン、仕様、動作の仕組みや考え方を第三者(ヤマハを含みます)が模擬(模倣)することまたは参考にすることに対して、異議を唱えないこととします。

お問い合わせ

ヤマハミュージックジャパン会員事務局
※お問い合わせ種別は「イベント・キャンペーンについて」を選択いただき、お問い合わせタイトルに『スピーカー自作&試聴イベント』とご記入ください。
※メールにて順次回答いたします。土日・祝日を挟んだ場合およびご質問の内容によっては、回答までに日数がかかる場合がございます。あらかじめご了承ください。