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ヤマハミュージックジャパン - Yamaha Music Japan

声優・戸谷菊之介さんと一緒にジャズにチャレンジ!アンサンブルとアドリブの醍醐味を体験した「《番外編》一日ブラバンDAY」をレポート

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一期一会の合奏を楽しみながら、参加者全員でブラスバンド演奏を体験する一日限りのイベント「一日ブラバンDAY」。声優として幅広く活躍する戸谷菊之介さんをゲストに迎えた「《番外編》一日ブラバンDAY~戸谷菊之介と一緒にジャズにチャレンジ!~」が、2026年2月22日(日)にヤマハミュージック 名古屋にて開催されました。本記事ではイベント当日の様子をお伝えしながら、参加者の方々に感想をうかがったミニインタビューと、戸谷さんと講師を務めた照喜名俊典さんのアフタートークをお届けします。

30名の参加者が一期一会のハーモニーを披露!

ロングランヒットを記録した映画『劇場版チェンソーマン レゼ篇』の主演をはじめ、ご自身のYouTubeでトロンボーンの演奏動画を多数アップされている、声優の戸谷菊之介さん。戸谷さんがヤマハミュージック名古屋に訪れたのは、2025年7月24日に開催した1日店長イベント以来、2度目の機会となりました。今回の「《番外編》一日ブラバンDAY~戸谷菊之介と一緒にジャズにチャレンジ!~」では、30名の演奏希望者とともに「星に願いを」「Paradise Has No Border」の2曲のアンサンブルを披露しました。

本番前には、ジャズユーフォニアム奏者である照喜名俊典さんによる指揮のもと、戸谷さんを交えたリハーサルを実施。はじめはご本人の登場にどこか緊張気味の様子の参加者の方々でしたが、「みなさんの気持ちを代弁しますね。戸谷さんの方を向いていいですよ」という照喜名さんの一声に会場からは笑いが生まれ、リラックスした雰囲気でリハーサルが進行していきました。

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「よろしくお願いします!」と戸谷さんがリハーサルに登場

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「ジャズにチャレンジ!」というタイトルの通り、本イベントではジャズ演奏の経験がない方も多く参加されており、「Paradise Has No Border」のリハーサルでは、はじめてのアドリブ演奏に挑戦するためのレクチャーを実施する場面もありました。手拍子で裏拍を掴んでから演奏をスタートする、ジャズバンドらしい練習光景もとても印象的です。

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指導講師を務めた照喜名俊典さん

リハーサルを終えてからはいよいよ本番です。「こんにちは!よろしくお願いします!」と元気よく入場する戸谷さんの姿に、来場者からは大きな拍手が沸き起こります。

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「ジャズにチャレンジ!ブラバンDAY!」の掛け声で本番がスタート!

演奏をはじめる前に、「今日はコンサートではなく、ライブにしたいんです」と語る照喜名さん。「みなさん大人しく聴いていないで、手拍子やかけ声をぜひよろしくお願いしますね」と話し、会場の雰囲気を和ませます。

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1曲目はリハーサルと同様、「星に願いを」から演奏がスタート。さっそくメインのメロディを戸谷さんが演奏し、トランペット、クラリネット、サックスなど、それぞれの楽器が続いていきます。徐々に各楽器の音色が重なり、この日の参加者でしか鳴らせないハーモニーに、会場のみなさんはじっくり耳を傾けていました。

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無事に演奏を終えてからは、演奏者にミニインタビューを実施。「とても楽しんでいますし、いろいろと学ぶことができて最高です」とバリトンサックス奏者の方が感想を語ると、参加者の方々が拍手で賛同します。

「戸谷さんはいかがですか?」と照喜名さんが話を向けると、「みなさんうますぎてびっくりしています。低音がしっかりしていて、安心感がありながら演奏できています」と戸谷さん。「ちなみに、今日僕と演奏するために楽器はじめた人はいますか?」と投げかけると、トロンボーン奏者の参加者の手が上がり、「え!すごい!」と驚く戸谷さん。会場からも「おーっ!」という歓声と共に拍手が起こりました。

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照喜名先生の「ワン、ツー…」のカウントに合わせて、2曲目の「Paradise Has No Border」の演奏がスタート。アップテンポなリズムに、観客の方々も自然と手拍子で演奏に参加していました。ソロのパートでは、照喜名さんの演奏に応答するように各パートが順番にソロを披露していきます。そして戸谷さんと照喜名さんが長めのソロを演奏し、バンド全体の演奏の熱はクライマックスに。大盛り上がりの中で無事にイベントは終了しました。

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アンコールでは「Paradise Has No Border」をテンポアップして演奏。ラストはステージ中央で戸谷さんと照喜名さんがソロを披露し、観客を魅了しました。

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イベント終了後は全員で記念撮影

ジャズアンサンブルの醍醐味を体験!イベント参加者にインタビュー

イベント終了後、4名の参加者にイベントの感想をうかがいました。

ー
今日はどのような経緯でイベントに参加されたんですか?
深田さん
(サクソフォン)
先日、戸谷さんがヤマハミュージック名古屋一日店長をされていたイベントにうかがった際に、私も楽器をやっていることをお伝えしたところ、「今度またイベントやるから来てよ」と言われて、その場で予定を空けました(笑)。普段は音大でクラシックの吹奏楽をやっているので、みんなで楽曲の解釈について話し合いながら演奏すること多いんですが、照喜名さんから「自分の思うように、わがままに吹いていい」という指導を受けて、自己表現ができたのが楽しかったです。戸谷さんのめちゃくちゃかっこいい演奏を聴いてときめきましたし(笑)、参加者のみなさんで音楽をつくり上げるライブ感も味わうことができて、参加してよかったなと思います。
ー
鈴木さんは、今日のイベントに向けてトロンボーンを始められたそうですね。
鈴木さん
(トロンボーン)
はい。もともと管楽器は吹いたことはなかったんですが、これを機にやってみたいなと思い立ち、2ヶ月間の短期教室に通いました。もともと私は戸谷さんのファンで、今日のイベントも埼玉から来て参加しています。こうやって他の人と一緒に演奏するのもはじめてでしたが、合奏ならではの楽しさを感じることができて、練習してきてよかったなと思います。戸谷さんの演奏もカッコよかったですし、一緒に演奏ができて夢のようでした。
ー
山北さんのお二人はご夫婦での参加とのことですが、今日の感想をお聞かせください。
山北さん
(ホルン)
私はこれまでずっとホルンを吹いていて、以前にも一日ブラバンDayにはお邪魔したことがありました。普段演奏しているのがクラシックの吹奏楽なのですが、もともと照喜名さんのファンなので、ジャズの吹き方を教えてもらえるのであれば楽しめそうだなと思い、今日は参加しました。照喜名先生のご指導はおもしろかったですし、戸谷さんのオーラとアドリブ力もすごかったですね。1日限定なので気楽に参加できて、合奏の楽しさを感じることができるとてもいい企画だなと思います。
山北さん
(チューバ)
僕は以前、照喜名さんのユニットであるチューバマンショーがゲストとして出演していた一日ブラバンDAYに参加して以来、継続してずっとこのイベントには参加しています。今回はSNSで照喜名さんが指導されることを知り、これは行かなくちゃなと思って参加しました。今日はプロのドラマーの方(鳥居 亮太さん)が演奏されていたので、プロのビートを浴びながら楽しく吹くことができました。
ー
ありがとうございます。ほんじつはお疲れさまでした!

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イベントを終えて:戸谷菊之介さん×照喜名俊典さん アフタートーク

最後に、無事にイベントを終えた戸谷さんと照喜名さんのアフタートークの様子をお届けします。

戸谷
いやあ、盛り上がりましたね。まさかアンコールが来るとは思っていなかったですが(笑)、もう一度アドリブができて最高でした。
照喜名
もともとトロンボーンのソロは4小節しかなかったんですけど、それじゃもったいないと思い、もっと吹いてくださいと無茶振りしてしまいましたね。
戸谷
そうでしたね(笑)。リハーサルまで控室で必死に練習しました。でも、4小節だけだと燃え切らないなあと思っていたので、提案いただいてめちゃくちゃよかったです。「やってやれ!」という感じで、思いっきりでっかい音を出しました。

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ー
ジャズにチャレンジするイベントとして吹奏楽との違いを体験していただくために、指導の際に意識されたことはありますか?
照喜名
まずはリズムをパキッと出さなければいけないところに大きな違いがあると思います。吹奏楽の場合、ピッチの高さや低さを注意されることが多いと思いますが、今日はそういったことはすべてなしにして、勢いよく鳴らしたい音が出せるように準備してもらいました。あとは、なるべく歌うように吹きましょうと。おとなしい演奏じゃなくて、カラオケで大騒ぎしているような、ライブ感のある音が出せたらいいですねとリハーサルを進めていきました。今日は一回もチューニングしなかったですからね。
戸谷
たしかに!そういえばそうでしたね。先生に教わりながら演奏する機会はなかなかないですし、合奏を楽しむことができました。好き放題演奏していいんだ!というみなさんの雰囲気が感じられて、楽しく合奏ができたと思います。この日のイベントのためにはじめて楽器をはじめられた方もいてびっくりしましたが、僕の位置からもトロンボーンの音が聞こえてきて、ちゃんと練習されたんだなというのが伝わってくる演奏でとても嬉しかったです。
ー
参加者の方々がアドリブを披露される場面もありましたね。
照喜名
みなさん楽しそうに演奏してくれていましたね。実は今日のアドリブは、CとB♭とE♭の3つしか音を使ってないんです。なんでもやっていいと言われると、逆に何もできなくなってしまうものなので、使える音を制限して「この中でおしゃべりしてください」とお伝えしたんです。

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アドリブについては理論の本がたくさん出ているので、勉強しないと演奏できないものだと思っている人がたくさんいるんですが、もともとは楽器でおしゃべりするためにはじまったものだと思うんですね。「音楽は世界の共通言語」という言葉があるように、ジャズにおけるアドリブ演奏は、音を使って自分の伝えたいことを表現できるツールなのではないかと。今日の参加者のみなさんは、その入り口をお楽しみいただけたのではないかなと思いますし、できればこのイベントをきっかけにジャズに興味を持っていただけるとうれしいですね。
ー
最後に戸谷さん、今日の感想をお聞かせください。
戸谷
来場されたみなさんとても盛り上がっていましたし、僕自身もとても楽しめたイベントでした。大体自分のイベントでは一人で吹くことが多いので、こうやってアンサンブルで演奏すると「この流れに乗っかっていけばいいんだ」という安心感があり、気張らずに演奏できましたね。せっかくヤマハさんにいただいた機会なので、できれば定期的に開催したいなと思えるくらい、とてもいいイベントになったのではないかと思います。今日はみなさん、ありがとうございました!

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撮影:葛西亜理沙 取材・文:堀合俊博

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2026.03.27
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