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ヤマハミュージックジャパン - Yamaha Music Japan

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新しい音楽の創造体験を──ヤマハミュージックジャパンがROLI製品の販売をスタート

ヤマハミュージックジャパンがROLI製品の販売をスタート

従来の楽器という枠を軽やかに飛び越え、音楽表現の可能性を広げる製品を次々と生み出してきた英国の音楽テクノロジー企業ROLI(ロリ)。ヤマハミュージックジャパンは、その製品の取り扱いをスタートし、直営店および全国の特約店で順次展示・販売する。2026年6月19日(金)の発売に先立ってYamaha Sound Crossing Shibuyaで行われた製品発表会は、まさに次代の音楽が生まれる瞬間に立ち会う場となった。

空中で音を操る時代へ

ROLIが掲げるミッションは「Free the Music(音楽を解放せよ)」。テクノロジーを通して、人の創造性を拡充することを目指す。一方、「Make Waves」をブランドプロミスとし、「音・音楽の力で、人々の個性輝く未来を創る」というビジョンを掲げるヤマハは、ROLIの姿勢に共感し、多様な魅力を持つROLI製品を日本の幅広いお客様に届けていくことで新しい音楽体験を広げていけると考え、タッグを組むことになったという。
製品発表会では、そんな思想を体現する最新ラインアップが一堂に会した。

ヤマハミュージックジャパンが取り扱うROLI製品。「Seaboard M」(左上)、「Piano M」(左下)、「Seaboard 2」(右上)、「Airwave」(右中)、「Piano」(右下)

ヤマハミュージックジャパンが取り扱うROLI製品。「Seaboard M」(左上)、「Piano M」(左下)、「Seaboard 2」(右上)、「Airwave」(右中)、「Piano」(右下)

なかでも強烈なインパクトを放ったのが、空中で音を操るハンドトラッキングデバイス「Airwave」。赤外線カメラと空間AIが手や指の動きを3Dで捉え、触れることなく音程や音量、エフェクトを自在にコントロールできる。空間そのものがインターフェースとなり、身体の動きがそのまま音楽へと変換されていく体験は次元がひとつ変わる感覚だ。

空中で音を操るハンドトラッキングデバイス「Airwave」

さらに、光る鍵盤が特徴の「Piano」(49鍵)と「Piano M」(24鍵)は、演奏と学習の両面で力を発揮するMIDIキーボード。視覚的に演奏をガイドしてくれるだけでなく、鍵盤の押し込みや傾き、揺らしといった指の動きに応じて音色やビブラートが変化する。こうした機能性に加え、ステージやSNSで際立つルックスも抜群だ。
そして、ROLIの名を世界に刻んだ次世代MIDIコントローラー「Seaboard」シリーズからは「Seaboard 2」(49鍵)、「Seaboard M」(24鍵)が登場。創業者であるローランド・ラム氏の「音をひとつながりのものとして表現したい」という想いを具現化したこの楽器は、シリコン製の滑らかな鍵盤に境目がなく、タッチはどこまでも連続的。音と音のあいだのニュアンスまで、自在に操ることができる。こちらも鍵盤を叩く、押し込む、揺らすといった指先の動きでサウンドコントロールが叶う。
「Seaboard M」と「Piano M」はマグネットで連結することができ、最大4台をつなげばピアノ鍵盤数を優に超える96鍵まで拡張可能。発想次第で、演奏のスケールはどこまでも広がっていく。
これらの製品は、学習アプリ「ROLI Learn」と連携することで、さらに新しい体験を生み出す。ハンドトラッキングと対話型AIを組み合わせたこのシステムは、まるで専属コーチのようにユーザーをサポート。練習曲の提案から練習方法、運指のアドバイスまでを行い、ときには「今日はもう終わりたい」といった声にも寄り添う。そのやりとりは、テクノロジーと人との距離を感じさせないほど自然で、音楽学習の未来を感じさせるものだった。

製品発表会の様子

製品発表会では多くの来場者がROLI製品に触れ、楽器の固定観念を覆すような新しい価値と魅力を体感した。

音を“弾く”のではなく、“描く”ような体験

「かつて奏者は楽器に自らを合わせてきました。しかしこれからは、楽器が奏者に寄り添う時代が来ると思います」
デモンストレーションでは、そう語るローランド氏自身が演奏を行い、さらに音楽プロデューサー/マニピュレーターのShin Sakiura氏が登場。ROLI製品を組み合わせ、その場で音を重ねていくライブパフォーマンスは圧巻だった。音が生まれ、変化し、空間を満たしていく様子はまるでマジックのよう。音を“弾く”のではなく、“描く”ような体験は観る者を惹きつけ、音楽表現の新時代を強烈に印象づけた。

両手で「Airwave」を操り、デモ演奏を披露するローランド氏。

両手で「Airwave」を操り、デモ演奏を披露するローランド氏。

ROLI製品を駆使したパフォーマンスで会場を沸かせたShin Sakiura氏。

ROLI製品を駆使したパフォーマンスで会場を沸かせたShin Sakiura氏。

「アーティストやクリエイターの方に、使い方を自由に発展させてほしい」と語るヤマハは、ROLI製品の販売だけでなく、協業による価値創出も見据えている。
すでに、同社のミュージックシンセサイザー「MONTAGE M」「MODX M」シリーズと「Airwave」の連携を実装。身体動作とデジタル表現の融合によって、今後は音楽演奏だけでなく、ダンスや舞台演出といったパフォーマンスアートやバーチャルアートなどのデジタルクリエイション分野においても新しい表現が生まれるかもしれない。
ROLI製品はヤマハの直営店やシンセサイザーに知見のある特約店で展示・販売され、実際に触れて体感することもできる。音楽を“演奏する”から、“創造する”へ──。クリエイターはもちろん、鑑賞者にとっても未踏の体験をいち早く味わってみてはいかがだろう。

ROLI Airwave meets Yamaha Montage M with Dom Sigalas

■ROLI製品の取り扱い楽器店

ヤマハ銀座店、ヤマハミュージック 横浜みなとみらい、ヤマハミュージック 名古屋店、ヤマハミュージック 大阪なんば店、Yamaha Sound Crossing Shibuya(展示のみ)、およびヤマハ特約店。今後、順次拡大予定。

オフィシャルFacebook YouTube公式チャンネル オフィシャルInstagram オフィシャルtiktok

ROLI オフィシャルサイト

文/ 福田素子
photo/ 宮地たか子(3~8枚目)

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2026.06.11
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