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ヤマハミュージックメンバーズ - Yamaha Music Members
ヤマハミュージックジャパン - Yamaha Music Japan

バイオリン×エレクトーンで新たなサウンドの可能性を提示する─ 﨑谷直人氏×進士知雅氏の挑戦

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「ヴァイオリンとエレクトーンが紡ぐ、未知なる新しいサウンド」をコンセプトに、2026年2月23日(祝)に開催される「Evolved Duo」。バイオリニストの﨑谷直人さんと、エレクトーン奏者の進士知雅さんの共演が実現する本コンサートでは、アコースティックバイオリンとエレクトリックバイオリン、そしてエレクトーンのアンサンブルによって、新たなサウンドが提示されます。本番に向けてリハーサルに臨むお二人に、本コンサートにかける意気込みをお聞きしました。

もし現代にドビュッシーとラヴェルが生きていたなら

ー本コンサートではバイオリンとエレクトーンという珍しいアンサンブルが披露されます。リハーサルを実施されてみて、いかがですか?

﨑谷
正直なところ、実際に合わせるまでどんな感覚になるのかまったく想像ができていなかったんですが、先日大阪に行った際に、進士くんのアレンジに合わせて演奏してみたところ、すごかったんですね。率直に言って感動しました。エレクトーンはいわゆる打ち込みの音楽とは違って、実際に一緒に演奏するわけなので、他の楽器とのアンサンブルと何も変わらない感覚があるのがおもしろいなと。

260120_strings_sakiya_1.jpg﨑谷直人
1998年にノボシビルスク国際コンクールジュニア部門第1位、メニューイン国際コンクールジュニア部門第3位を獲得し、ケルン音楽大学に最年少15歳で入学。その後パリ市立音楽院、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。2014年より8年間、神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターを務め、これまでにソリストとして全国のオーケストラとの共演や、客演コンサートマスターとして多数出演している。現在は、ウェールズ弦楽四重奏団、石田泰尚とのヴァイオリンユニット「DOS DEL FIDDLES」の活動や、レコーディングにも意欲的に取り組んでいる。最新作は2025年1月リリースのミニアルバム 「Tchaikovsky "Peace Piece"」 (kKy records)。
﨑谷直人サキヤナオト

進士
ありがとうございます。本来はアコースティックピアノが伴奏するパートを、電子音やストリングスなどのエレクトーンのサウンドで構成しているので、最初は﨑谷さんにどんな反応をされるんだろう……とちょっと怯えていたんですが(笑)、気に入っていただけたみたいで嬉しいです。エレクトーンは演奏のタッチで音が変わりますし、ペダルの操作によって音量や音色の調整もできるので、ピアノと同じようにリアルタイムで演奏できるのが魅力だと思っています。

260120_strings_sakiya_3.jpg進士知雅
※取材当日はリモートで参加 北海道帯広市生まれ。3歳よりヤマハ音楽教室に通い、7歳より作曲・エレクトーンを始める。第46回インターナショナルジュニアオリジナルコンサート(JOC)にて代表作《はるにれの樹》を演奏し、各地で評判を博す。中学3年で出場したヤマハエレクトーンコンクール(YEC)では第1位を受賞、 2023年にはヤマハエレクトーンフェスティバル(YEF)にてグランドファイナルに選出される。現在は大阪大学大学院人文学研究科に在学中。音楽学を専攻し、電子オルガンの受容史に関する社会学的な研究を日々重ねている。

﨑谷
ピアノと合わせる時に比べるとちょっとやり過ぎかも?と感じるぐらいのアプローチにも挑戦できているので、楽曲の新たな可能性のひとつを提示できるのではないかと考えています。進士くんが楽曲をよく研究した上でアンサンブルを考えてくれていて、いまから仕上がりが楽しみです。

ー今回の公演では、クラシックの楽曲としてドビュッシー「ヴァイオリン・ソナタ」およびラヴェル「弦楽四重奏より第二楽章」が演奏されます。選曲の経緯について教えてください。

﨑谷
最初に進士くんとこの企画について打ち合わせをした時には、「彼らがもし現代に生きていたとしたら、どんな音楽を鳴らしていただろう」と、そんな想像を膨らませられるとおもしろいのではないかと話していたんです。ドビュッシーとラヴェルのサウンドの中にある色彩感覚や、この時代の作曲家が楽曲の中に落とし込んでいた民族楽器などの非西洋的な要素を、エレクトーンとエレクトリックバイオリンという現代の技術を使って表現することで、楽曲の幅が広がるんじゃないかなと考えたんです。
進士
ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタは、本来はバイオリンの主旋律に対してアコースティックピアノの伴奏が入る楽曲ですが、今回はピアノの音をほとんど使わずに、エレクトーンの電子音やストリングスのサウンドで楽曲を構成するようにしています。ラヴェルに関しては、先日﨑谷さんとリハーサルした際に、ピチカートのパートをマリンバやスチールパンのサウンドで演奏してみたらどうかとアドバイスいただき、いまアレンジを考えているところです。クラシックのアレンジをそのままエレクトーンの演奏に移行するのではなく、通常とは異なるアプローチで編曲しています。

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﨑谷
エレクトーンとのアンサンブルによって、想像の幅が何段も広がるような感覚がありますね。これは僕がラヴェルとドビュッシーについてずっと思っていたことなんですが、カルテットでラヴェルを演奏していると、弦楽四重奏の枠に収まりきらないものがあるのを感じていたんです。ラヴェルがまだ学生の頃に書いたソナタを聴くと、ピアノとバイオリンによるシンプルな楽曲として完結しているんですが、今回演奏するような弦楽四重奏を書いていた時期の楽曲には、頭の中から音が溢れ出ているような感覚があります。

一方、ドビュッシーの弦楽四重奏はインドのシタールのような楽器や、人間の声、自然の中の音などを表現するアプローチをしているにも関わらず、4本の弦のアレンジに綺麗に収まっている感じがある。これは決してラヴェルよりドビュッシーの方が優れているということではなく、どちらも素晴らしい作曲家ではあるんですが、僕がラヴェルの弦楽四重奏に対して感じるものをを、電子音を使うことでより表現できるのではないかと思ったんですね。

なので、今回ラヴェルの演奏にはエレクトリックバイオリンを使おうと最初から決めていました。YEV PROはピチカートのサウンドがおもしろいので、エレクトーンと組み合わせることでより広がりが出せるんじゃないかなと思っています。

”自分の音”の幅を広げるYEV PROのサウンド

ーYEV Proを使った演奏について、どのような印象をお持ちですか?

﨑谷
エレクトリックバイオリンを演奏したのは、昨年プロモーション映像を撮影した時がはじめてだったんですが、僕のようなクラシック畑の演奏者が弾いても違和感がない楽器だというのが第一印象でした。エフェクトを使わずに演奏した時のサウンドにもクラシック感があり、弓が弦に接した時のレスポンスが圧倒的によくて、すぐに”自分の音”になる感覚があったんですね。操作感や重さの違いはあるものの、エレクトリックだからといってアコースティックと比べて損なわれるものはないですし、エフェクターを使う場合も、グリッサンド*や弦を抑える圧を変えるだけでエフェクトのかかり具合や音が劇的に変わるので、その分演奏の幅がぐんと広がるんですよね。

*グリッサンド…ある音から別の音へ、指板の上を指で滑らせるようにして音程を途切れなく連続的に変化させる奏法
 
今回の公演では、アコースティックとエレクトリックのどちらも演奏するんですが、観客の前でエレクトリックバイオリンを演奏するのは今回がはじめてで、自分にとってはチャレンジの場となります。僕の場合、クラシック奏者ならではのエレクトリックバイオリンのサウンドになると思うので、そういった部分をを活かしながら演奏に落とし込みたいと思っています。

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ー当日はさらに井上陽水さんの楽曲も演奏されますね。

﨑谷
これは僕が大好きなので、やりましょうと提案しました(笑)。3曲分のメドレーを演奏するんですが、「いっそセレナーデ」だけは絶対に入れてほしいと進士くんにお願いして、オーケストラアレンジを考えてもらいました。
進士
僕は正直、井上陽水さんの楽曲に馴染みはなかったんですが、迫力のあるような場面もつくりつつ、シンフォニックな構成にアレンジしています。

「新しいサウンド」の原点に立ち戻り、新たな表現の可能性に挑戦する

ー本コンサートは「ヴァイオリンとエレクトーンが紡ぐ、未知なる新しいサウンド」をコンセプトに掲げていますが、「新しいサウンド」を目指す上で考えていることをお聞かせください。

進士
今回あらためてエレクトーンという楽器をどう捉えるのかを、考え直しているような感覚がありますね。たとえば、エレクトーンにはオーケストラの各楽器の音を再現するサウンドがありますが、エレクトーンに馴染みのない方からすると、かならずしもそれらが再現された音として聴こえないようなんです。
もちろん、エレクトーンという楽器一台でオーケストラの演奏と正面から戦うことはできないので、エレクトーンを既存の音を再現する楽器として演奏するのではなく、あくまでエレクトーン独自のサウンドとして捉え直す、発想の転換をしてみたんです。その上で、説得力のあるサウンドや音楽を生み出すためにはどうすればいいのか、いまも試行錯誤しているところです。

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﨑谷
以前、神奈川フィルハーモニー管弦楽団に所属していた時に、バロック音楽のチェリストの鈴木秀美さんの指揮でベートーヴェンの「交響曲第五番:運命」を演奏したことがあるんですが、「冒頭の『ジャジャジャジャーン』をはじめて聞いた観客は、まだその時点では何調の楽曲なのかはわからない」といった話をされていたんです。その後にあのメロディが続くことで、ようやくそれが短調の曲だとわかるんだと言われて、なるほどなと。いまでは「運命」がどんな曲なのかは誰もが知っていますが、当時の観客にとってはかなりの衝撃だったんだと思います。

クラシック音楽の歴史は、そういったことの繰り返しによって継続してきているはずで、新しいサウンドの原点には、音楽家たちによる革新があったからだと思うんですね。あのメロディが鳴らされた時のような感覚を観客が立ち戻るためには、演奏家である我々があの手この手を尽くしてチャレンジしていく必要がありますし、そうして新しい音楽やサウンドに挑戦しなければ、今後の演奏史は進まないのではないかと。そのためのアプローチはたくさんあるはずで、今回のようにエレクトリックバイオリンとエレクトーンを使って表現の幅を広げることもそのひとつだと思います。

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ー最後に、本番に向けての意気込みと来場される方へのメッセージをお聞かせください。

進士
今回のような大きなコンサートに出るのは僕にとってはじめてで、貴重な機会をいただけて光栄ですし、お声をかけていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。﨑谷さんのように、日本のクラシック音楽の最前線で活躍されている方と共演させていただくことで、エレクトーンの音楽をはじめて聴く方もたくさんいらっしゃると思うんですね。そういった方々に向けて、この楽器の魅力が伝わるような演奏がしたいと思います。クラシックの楽曲をエレクトーンがアレンジすることで、こんなにも違う景色を見ることができるんだなと、少しでも多くの人に感じていただきたいですね。

また、アコースティック楽器が好きな方の中には、キーボードのような電子楽器に苦手意識を持っていらっしゃる方もいると思いますし、スピーカーで鳴らされた音楽に対して、冷たくて無機質だというイメージをもっている方もいらっしゃいます。そういった方に向けても、エレクトーンが深い音楽を奏でられる楽器なんだということを感じていただけるコンサートにしたいですね。本番までの期間、納得のいくまで何度もアレンジをつくり直しているので、1ヶ月経ってもまったく編曲が進まないような時期もあったんですが、それだけこだわり抜いている自信はあるので、当日はそれが伝わるような表現ができればと考えています。
﨑谷
アコースティックだろうとエレクトリックだろうと、自分の意思で楽器をコントロールしていることはちゃんと人に伝わりますし、エレクトーンの演奏にはものすごく高い技術が必要なんだなと、進士くんと演奏してあらためて感じることができました。このコンサートは、エレクトーンの発展につながるきっかけにもできればと思います。

クラシックファンの中には、楽曲のスコアが全部頭に入っているような人もいるので、今回の試みに新しさを感じていただけるかもしれないし、もしかしたら邪道だと思われるかもしれない。でに、それでいいと思うんですね。今回のコンサートを通じて、新しいサウンドのひとつの可能性を提示することにチャレンジしていきたいと思います。

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写真:西田香織 取材・文:堀合俊博

特別ご招待(10名様)

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2026.01.22
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