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夏休みに親子で楽しみたいクラシック曲特集~弾いて楽しいピアノ楽曲の紹介

こんにちは。ヤマハピアノデモンストレーターの伊藤優里です。
ピアノで楽しく弾ける楽曲やアレンジを色々ご紹介していますが(前回までの記事はこちら)、今回は夏休みにご家族で楽しめるクラシック曲の作品アレンジをご紹介したいと思います。

250805_piano_classic_main.png

UnsplashのToni Cuencaが撮影した写真

動物の謝肉祭/サン=サーンス

フランスの作曲家サン=サーンスが作った組曲で、全14曲で構成されています。
第1曲「序奏とライオンの行進」からはじまり、第4曲「亀」、第5曲「象」や第7曲「水族館」、第11曲「ピアニスト」、第12曲「化石」というように、後半は動物・・・?と少し不思議になるタイトルもちらほら。

オリジナルは11人編成の室内楽用に作られ、その中にピアノが2台入っていたり、グラス・ハーモニカという珍しい楽器が入っているのも特徴的(珍しすぎるのでチェレスタ(鍵盤で操作する小型の打楽器)やグロッケンで代用されることがほとんどのようですが…)で、舞台上の見た目もなんだか楽しく、様々な楽器の音色が個性豊かに奏でられます。

★動物の謝肉祭より「白鳥」(Camille Saint-Saens)/ピアノ(ソロ)初級

250805_piano_classic_01.png

まずはその中でも一番よく知られている作品がこちら。
第13曲「白鳥」は、チェロの独奏曲としてとても有名です。

♪Saint-Saëns: Der Schwan ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Gautier Capuçon ∙ Alain Altinogl

フランクフルト放送交響楽団と、ソロはフランス出身のチェリスト、ゴーティエ・カピュソンさんによる演奏です。
旋律が本当に美しくて、白鳥が優雅に泳いでいるようですよね。

はじめにご紹介した初級アレンジは、オリジナルと同じシャープひとつのト長調。
左手の伴奏がオクターブ以内におさまっていて、基本的な和音の分散和音が多いので、お子さまや手が開くのが苦手という方にも弾きやすいのでは、と思いました♪
ダンパーペダルも活用しながら、響き豊かに演奏してみてくださいね!

★組曲「動物の謝肉祭」白鳥より(Camille Charles Saint-Saens)/ピアノ(連弾)初~中級

250805_piano_classic_02.png

続いてこちらは連弾アレンジ。調号なしのハ長調で臨時記号も少な目です。
セカンドの譜面は右手がト音記号なので、ソロの時と同じ感覚で譜読みができるのも嬉しいポイントですね!

プリモは始めから終わりまで旋律担当です。両手のところもユニゾン(同じ音)なので、まずは1本のメロディーを確認→それに慣れてから、オクターブになるところを練習していく、という進め方でも良いのではと思います。

セカンドの方が音数が多いので、プリモのメロディーをかき消してしまわぬよう、音量バランスに気を付けてみると良いと思います。チェロの豊かで甘い音色をイメージしながら、アンサンブルを楽しんでみてくださいね♪

★化石〜組曲「動物の謝肉祭」より(Camille Charles Saint-Saens)/ピアノ(ソロ)初級

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続いてこちらは第12曲「化石」。
私が初めてこの「動物の謝肉祭」を聴いたのは小学生の頃、室内楽版のCDだったと思うのですが、その時に「弾いてみたい!」と思ったのがこの第12曲で、個人的な推し曲を入れさせていただきました(笑)

とてもリズミカルで、ハーモニーもどんどん変化していくのが聴いていて楽しい曲だな~と、当時感じた記憶があります。
テンポが速いので慌ててしまいがちですが、左手で二拍子を感じつつテンポキープ。右手に時折出てくる内声のハーモニー感を、是非楽しんでいただきたいです^^

★組曲『動物の謝肉祭』よりフィナーレ(Camille Charles Saint-Saens)/ピアノ(連弾)中級

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組曲の中で一番華やかなのが、こちらの第14曲「終曲」です。
これまでの各曲のメロディーが次々登場して、まさにお祭りのフィナーレ!というような雰囲気です。

♪Saint-Saëns: Carnival of the Animals - Finale

イギリスの若手チェリスト、シェク・カネ―=メイソンさんとそのファミリー(7人の兄弟姉妹、全員が音楽家だそうです。バッハ一族やジャクソン5みたいですね・・・!)が中心となって演奏している映像です。

少人数だからこそそれぞれの楽器が躍動している感じが、とても楽しいですよね。
(そしてこちらの演奏では先述した稀少な楽器、グラス・ハーモニカが使われているようです! 1’04”での画面奥のほうと、1’35”あたりで映っていますのでそちらも是非注目してみてください^^)

演奏を聴いていただくと分かるように、とてもテンポが速いので勢いで弾いてしまいたくなりますが、アレンジについてのコメントにもあるように旋律の中の「動物のモチーフ」を探してみると(ここはライオン、ここはめんどり、というように…)より楽しく演奏出来ると思います。

曲のサイズはオリジナルと同じで弾きごたえ充分ですので、動物たちになりきって演奏してみてくださいね!

アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト

モーツァルトが31歳の時に作曲したこちらの作品。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」という長い題名ですが、ドイツ語で「小さな夜の音楽」という意味で、出だしのフレーズはきっとみなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

♪モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク|ゲヴァントハウス弦楽四重奏団&シュテファン・アデルマン(コントラバス)

とても有名な曲ですので様々な編成で演奏されますが、こちらのような弦楽四重奏にコントラバスが加わった5人編成や弦楽四重奏で多く演奏されます。
4つの小曲で構成されていて、どの楽章もモーツァルトらしい軽やかで美しい作品ですね。

★アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章より(Wolfgang Amadeus Mozart)/ピアノ(ソロ)初級

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まずはソロの初級アレンジです。16分音符もあり、けっこう難しそう・・・と思われるかもしれませんが、右手はとっても有名なメロディーですし、左手の伴奏は動きがありつつも似たパターンが多いので弾きやすそうだなと思いました。

左手のスタッカートや右手のアーティキュレーションも、曲の雰囲気を表現するのにとても大事なポイントです。弦楽器の響く感じをイメージしたタッチで、ぜひ演奏してみてくださいね♪

★アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Wolfgang Amadeus Mozart)/ピアノ(連弾)入門

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続いて連弾の入門アレンジです。
どちらのパートもほぼ和音はないですが、オリジナルと同じト長調なので雰囲気そのままに練習もはかどるのではと思います。

コメントにもあるように、冒頭部分で二人の息をぴったり合わせるのが重要ですね。弾き始めで「さん、はいっ」と言ったりせずに、映像のように呼吸で合わせられたらとてもかっこいいと思うので、「二人だけど一人で弾いているような演奏」を目指してアンサンブルを楽しんでみてください♪

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UnsplashのTim Cooperが撮影した写真

★アイネ・クライネ・ナハトムジーク(セレナード 第13番 ト長調 第2楽章)ジャズ・アレンジ(モーツァルト)

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最後は大人の方にオススメの、ジャズアレンジです。シンプルなモーツァルトのメロディーにジャズの響きが加わり、とてもお洒落になっています・・☆

4つの楽章の中でも比較的テンポの遅いこちらの2楽章。このアレンジでも左手の動きが忙しなく聞こえないくらいの、ゆったりとしたテンポで仕上げられると良いと思います。
また右手には8分音符が多く出てきますが、ジャズのスイングという事で3連符の4分音符と8分音符で弾くように指示がありますので、ジャズならではのリズム感と響きを味わいながら演奏できたら素敵ですね。


今回は夏休みにおすすめのクラシック曲をご紹介しました。いかがでしたでしょうか? ソロ演奏はもちろん、連弾での演奏は一人ではできない表現やアンサンブルの楽しさも味わうことができ、それぞれ音楽の醍醐味だと思います♪ 連日家にこもりたくなるほどの暑さですが、ピアノを弾いてこの夏を乗り切りましょう!

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prof_ito.jpg伊藤 優里(いとう ゆり)プロフィール
神奈川県出身。4歳よりピアノを始める。
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を経て同大学研究科修了。
第25回かながわ音楽コンクールシニアピアノ部門第1位。入賞記念コンサートにて神奈川フィルハーモニー管弦楽団とショパンのピアノ協奏曲を共演。
大学在学中よりヤマハピアノデモンストレーターとして活動を始める。
中学校時代には吹奏楽部に所属していた事から多方面の音楽に関心を持ち、本格的なクラシック曲から映画・ミュージカル音楽やジブリ、ディズニー等幅広いジャンルの演奏にも力を入れている。また近年は合唱や声楽、器楽とのアンサンブルのコンサートや、伴奏ピアニストとしても演奏活動を行っている。

2025.08.08
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